【完】七瀬先輩と秘密の恋におちて




話、聞いてますか……?



そう言い残すと背中を丸めた田中先生は「熱中症か」「保健室、いや」などと、ぶつぶつ漏らしながら教室を素早く出て行った。



スミ爺ってあんなスピーディーに動けたんですね。



じゃなくて、前回の図書室の件といい心配させてしまって申し訳ない。



それに明日の終業式の前に委員会の仕事を任せてしまった常磐君にも謝りに言かなくちゃ……。