【完】七瀬先輩と秘密の恋におちて




大きな瞳をふわりと緩ませてヘヘッと無邪気に笑う杏奈を、もしわたしが男であっても気持ち悪いと思うハズがない。



「わたしが男だったら杏奈のことを好きになる。もし、好きになれなくても、気持ち悪いなんて思わない。絶対……っ、ほんとに!」



そう言うと杏奈は目を真ん丸にしてキョトンとわたしを見つめた。



「……八重に告白された。エヘヘッ」


「こ、告白だよ!そうだよ!」



我ながら恥ずかしいけどお世辞じゃない。


わたしなんかと違って外見と見合う性格を持ち合わせている。


いつも一生懸命で女の子らしくて、天真爛漫な可愛い杏奈が好きだから。