大きな瞳をふわりと緩ませてヘヘッと無邪気に笑う杏奈を、もしわたしが男であっても気持ち悪いと思うハズがない。
「わたしが男だったら杏奈のことを好きになる。もし、好きになれなくても、気持ち悪いなんて思わない。絶対……っ、ほんとに!」
そう言うと杏奈は目を真ん丸にしてキョトンとわたしを見つめた。
「……八重に告白された。エヘヘッ」
「こ、告白だよ!そうだよ!」
我ながら恥ずかしいけどお世辞じゃない。
わたしなんかと違って外見と見合う性格を持ち合わせている。
いつも一生懸命で女の子らしくて、天真爛漫な可愛い杏奈が好きだから。



