【完】七瀬先輩と秘密の恋におちて




その声の人物に思わず飛び付くように顔を上げれば。



「関係ある?七瀬昴に」



振り返ると気だるげな七瀬先輩の瞳と目があった。


ドキッ……。


途端に頬が熱を帯びていく感覚を覚える。



「噛みついてくるとはな?常磐、コイツに気があんのか?」


「ほんと偉そうだな。呆れるよ。それに、和藤さんもアンタには迷惑してるって、気づかない?」



信じられない……。



あの冷静な常磐君がまさかこんな口をきくなんて。



七瀬先輩が悪魔なら常磐君は悪魔と天使を半分こにしたような人かもしれない。