【完】七瀬先輩と秘密の恋におちて




灼熱の太陽が照らす茹だるような暑さ。


わたしは汗が吹き出てくる中を歩いた。



『……そうよぉ?この辺りでも、被害に遇った人がいるんですって!』


『や、やだぁ……怖いわ。安心して外にも出れないわねぇっ……』



道端で立ち話をする主婦の会話が聞こえてきて、そういえば近隣で変質者が出没したお知らせがあったことを思い出した。


真っ昼間から物騒な話だな。


まるで他人事。


わたしら、それくらいにしか思わなかった。



数分ほど歩いてから、『夏休み中に目を通しておくように』と、総括する委員長のから配られた委員会の日程表を忘れたことに気がついた。