何だ?コイツ。
コイツが来てから愛桜の様子が変だ。
そして、トイレに行ってしまった。

『愛桜の王子様達なんですよね?』

麗奈とか言う女が話しかけてきた。
王子?あぁ。流輝が言ってたな。

『あぁ。そうだ。』

なんだ?女の目つきが変わった。

『愛桜に何かあったら皆さんは
どうしますか?』

愛桜に何かあったら?
そんな事決まってる。

『ソイツを殺すまでだ。』

唯が間に入ってきた。

『そうですね。愛桜さんは
俺達が守ります。』

いつ来たのだろうか。
尚人がいた。

コイツらきっと、、、愛桜を大切に
思っているんだろうな。

『なぁ。女。』
俺は女を呼んだ。

『はぁい?』

この鼻にかけた声どおにかなんねぇのかよ

『お前は愛桜の親友なのか?』

『はい♪そうですよ?』

女は笑いながら言ってきた。
嘘くせぇ。

『そうか。』

俺はこれだけ言って屋上を出た。