『愛桜、誰だ?』

晃さんに言われとりあえず
紹介をしようと思って言葉をだした。

『この子は、『愛桜の親友の佐倉 麗奈[さくら れいな]です♪』』

麗奈は、自分で名前を言った。
親友、、、思ってもないくせに。

『そう。』

『みなさんは愛桜とお知り合いなんですね!!』

全て知ってるくせに
何言ってんだか。

『俺らは愛桜の王子様だから。』

今まで静かだった流輝が言った。
王子様って、、、
柄じゃないのに。

『そ、、、うなんですね♪』

はぁ。めんどくさくなりそうだな。

『あたし、トイレ行きたいからまた。』

私は此処に居たくなく逃げ出した。
麗奈の横を通り過ぎる時に
私にしか聞こえない声で言った。

『また、、、お前ばかり。
これから楽しみね?愛桜。』

鳥肌がたった。

『またね♪』

私は笑顔を作り屋上をあとにした。

~END~