『知りませんよ。いきなり
岳斗が言ってきたんだから。』

そう言うと皆しゃがみこんだ。

『愛桜。愛されてんな。』

海人は私の頭を撫でながら
言ってくれた。

愛されてる、、、か。

『海人。愛桜にさわんな。』

晃さんが海人の手を振り払った。

はぁ。とりあえず、、、少しなんとかしなきゃ。

『翔さん、俊くん。』

『ん?』

『どうした?』

『気持ちは嬉しいけど
お兄ちゃんとしか思えないの。
ゴメンナサイ。』

私は頭を下げた。

『わかってたよ。』

『俺らは愛桜が幸せになってほしいんだ。』

ありがと。2人とも。

私は、、、晃さんと岳斗をどう思ってるのかな?