『田宮は、、窓側の席な。
おい、神谷。教科書見せてやれ』

神谷くんっていうんだ。

『はい。』

あれ?聞いたことある。
私は神谷と言われる子の方を見た。
すると目を見開いたのだ。

『か、、、いと?』

周りがざわついた。
そんな事なんてどうでもいい。

『久しぶりだね。愛桜。』

前と変わらない。
優しい笑顔で見てくれた。

私は海人の元へ急いで
海人の隣へ座った。

女達からの視線なんて
今はどうだっていい。

『海人?』

『ん?』

『本物だ』

『変な愛桜』

私たちは笑った。

女からは『なんなの?あいつ』
と言う声が聞こえた。

私は、負けないよ。
強くなると決めたから。

すると岳斗が口を開いた。

『愛桜は昔から俺の女だ。
手をだしたら潰すからな。』

岳斗さん、、、あかんでしょ。
てか、、、付き合ってないじゃん。

女達は悲鳴を挙げるものもいた。

はぁ。大変な生活が始まるな。