『俺が名前を呼んだら入ってこい。』

『わかった。』

中からは、岳人が叫んでいる

『テメェらうるせーぞ。
静かにしろ。
今日は、転校生を紹介する。

田宮。入ってこい。』

生徒達は岳斗を良く知っているのだろう。
すぐに静かになった。

『はい。』

とだけ言ってクラスへ入った。

何、、、よこれ。
周りを見ればカラフルな頭が
並んでいた。

ほんとうに不良高なんだ。

『おい。田宮。自己紹介しろ』

『え、、、と。田宮 愛桜です。
よろしくお願いします。』

そう言うと頭を下げた。

『ちっさ。』

『可愛くね?』

『彼氏いんのかなー?』

など男子からの声が聞こえた。
小さいって、、、ひどい。
確かに145cmだけど、、、。

つか、、、私可愛くない。