『田宮?お前なんで?もしかして、、、』
唯が理解できほかの奴らもわかったようだ。

『愛桜の姉よ。
あんた達はなんで此処にいんのよ!!』

愛桜、、、お前は皆に必要とされてんだよ。
戻ってこいよ。

『俺らが愛桜を攻めた。』

唯が話し始め先程の事を愛美と友美恵さんに
話し始めた。

『ふざけんな』

愛美は唯の胸ぐらをつかむ。

『、、、悪かった』

唯は苦しそうに謝った。

『悪いと思うなら返して!!愛桜を返して!!』

愛美は、学校できれたことなんか
1度もなかった。

『唯くん、力哉くん、尚人くん、柚木くん』

友美恵さんが声をかけた。

『貴方達には、知る権利があると思う。』

そう言うとゆっくりと話し始めた。

『愛桜は、もしかしたらこのまま目覚めないかもしれない。
拓人くんの死の犯人は聞いたわよね?
確かに、愛桜は自分を責めた。
けれど、貴方たちがした事は、、、愛桜を
可笑しくさせた子と同じよ。
でも、私は憎まないわ。』

友美恵さんは微笑んだ。

『あのね、、、愛桜は、拓人くんが好きだったの。お兄ちゃんと言う存在ではなく
1人の男として。』

俺達は知っていた。
勿論、俺達も1人の女として
愛桜を好きだった。
けれど、誰1人として愛桜に告白した事はない。

『唯。』

克也さんが話し始めた。