私が話終えると
お姉ちゃんが背中を摩ってくれた。

『愛桜』

岳斗が口を開いた

『お前のせいじゃねぇよ』

そんな事は有り得ない。

『アイツは自ら望んだんだ。』

『岳斗にはわからないよ』

『わかるよ』

なにがわかるのよ。

『なぁ。愛桜。皆に会いに行かねぇか?』

、、、逢えないよ

『愛桜。行きなさい。』

パパまで、何を、、、

『愛桜。拓人にも会いにいけ』

拓人に、、、

『真実を知ってこい』

『えぇ。愛桜。行きなさい。』

なんで?私が殺したのに
あいになんか、、、

『行けるさ。』

『が、くと?』

『お前が望めば会いに行ける』

私が望めば?
んなの決まってる。

『み、んなに逢いたいっ』