私は、岳斗と話し終え
屋上へ残った。

~10分前~

『愛桜。』

『なぁに?』

『明日からクラスに来い』

『分かった。』

『帰り送るからそれまで何処かに居ろ』

『ココに居る』

そういって私は今に至る。

まさか、ここで岳斗に再会するなんて
ごめんね。岳斗に辛い思いさせて
でも、逢えないの。

また、悲劇がおきてしまうから。

『はぁ。ついてないなぁー。』

そう呟き横になり空を見上げた。

ねぇ。拓人、、、。
あたし、間違ってるのかな?
アイツらを苦しめてゴメン。

拓人の大切な仲間を裏切ってごめんね。
いつか、話せる日が来るだろうか。
また、笑い会える日が来るのかな?

『もぉわからないよ。拓人。』