『おい。無視してんじゃ、、、』
岳斗も固まった。

『み、お?』

『うん。』

私達が固まっていると理事長が
話しかけてきた。

『ん?2人は知り合いかい?』

知り合い、、、うん。知り合いだろう。
昔、私を救ってくれた1人だから。

『はい。』

私は理事長の質問に答え
岳斗にも話しかけた。

『久しぶり。岳斗。』

逢いたくなかった。
いや、、、逢えなかったが正しいだろう。
私は姿を急に消したのだから。

『凛さん、、、コイツ借りてっていいっすか?』

岳斗が理事長に話しかけた。

『おう。俺がHRやっといてやる』

え?いいのか?
教師がHRサボって。

そんな事を考えて居ると
手首を掴まれ理事長室を後にした。