私は1人で混乱していたら
唯さんのお兄さんの後から
聞き覚えのある声が聞こえた。

『おい。大我[たいが]何してん、、、だよ。
はっ?愛桜?!』

岳斗とは私が抱きしめられたままなので
びっくりしているらしい。

『岳斗か。わりぃ。』

そう言うと大我さんは
私を開放してくれた。

大我さんの腕の中はどこか
懐かしい匂いがして落ち着いた。
何の匂いだっけ?

私はそんな事を考えていた。


大切な人を私は忘れていたんだね。
ごめんね。
また、、、傷つけてしまった。


~END~