『こんにちわ。柚木さんいますか?』

そう言うと尚人さんが寄ってきた。

『愛桜ちゃんじゃーん!!』

『愛桜さん?どぉしました?』

唯さんと流輝さんは何も言わず
柚木さんを睨んでいた。

『あの、柚木さんは?』

『え?ぼ、、、く?』

柚木さんはオドオドしながら来てくれた。

『どぉしたの?』

『今日の放課後、時間ありますか?』

そう言うと柚木さんは何故か
唯さん達をチラチラ見ている。

『いや、、、時間はあるんだけど、、、ね?』

ホントなんなんだろう。

『どぉしました?』

『愛桜さん、、、それは、、、』

力也さんが入ってきた。

『力也さん?』

力也さんは、苦笑いをしていて
理由を教えてくれない。

『なんで柚木なんだ?』

流輝さんに言われた。
あれ?なんでだっけ?

っあ!!思い出した!!

『今日麗奈とケーキ屋に行くことに
なったんです。』

そう言うとみんなは納得したらしい。

『そぉ言うことなら仕方ねぇな。』

え?何が仕方ないんだろう
そう思い、首をかしげた。

『愛桜ちゃんは小悪魔だね。』

尚人さんに言われて余計にわからなくなった。