うわさの携帯サイト

「ゆーこ!ゆーこ!」




バンッとドアを開けるとゆーこは寝ていた。





「な、なんだぁ………」


私は優子に駆け寄る。


「ゆーこ?起きよ?」





ゆさゆさと体を揺らすと優子は崩れ落ちたーーーーー……………





「…………え?」







『もう1人はもう処分いたしましたの♪』




どこからか、そんな声が聞こえた。





「ゔぁあああっ!!!」




私たち、双子。


なにをするにもいっしょ。



生まれた時間は3分差。

転ぶのも、好きになるのも、3分差。




死ぬのもーーーーー………



だから運命を変えたかった。





私が死ねば優子は自由になれると思った。


プレッシャーだったんだよね?
自分が死ねば私も死ぬから。




それに。




優子だって告白したんだよね。でも断られてた。ダメだってわかってたのに告白しちゃって。OKもらって。




優子、悔しかったんだよね?




ごめ…………ん




ゆ……………こ………





私もそのまま倒れた。



きっかり、3分後に。