「それで俺、つい……麻白さんは痩せたら可愛いと思うよって言ったんだ。体型がってわけじゃない。麻白さんは、絶対、すごい可愛い女の子になるって思ってて……」 「えっ……?」 まさか。 嘘でも仁科君があの頃のあたしをそんな風に言ってくれたなんて。 「別に庇ったわけじゃないんだ。俺、この際だから白状するけど、実は麻白さんのことは気になってて……」 再会した仁科君と何気なく交わした会話が不意に蘇ってハッとする。 ーーー“いつも麻白さんのこと見てたのに……情けなくてカッコ悪い”