【完】好きなんだからしょうがないだろ?




「……ぱ、パンツ?」



玲央が嫌がらせのようにヒラヒラさせるそれは、ピンクのうさぎと青いネズミがプリントされたパンツだった。



「いやああ……!なんで、アンタがこんなの持ってるの!?」



信じられない……。


むしろこれをそのまま持ってくる人がいる!?



「台風ん時にオレん家に飛んできたんだけど?」


「あ……」



た、確か前日取り込むのがめんどくさくて放っておいた洗濯物の中から、お気に入りのこのパンツだけ消えてたっけ。


恥ずかしくてあたしも消えてしまいたい。