「無理」 「無理って……あたしはアンタなんか嫌い……!」 宣戦布告ばりに響いたあたしの声に野次馬のごとく集まった女子の群れが突っ込みを入れる。 「麻白さんって、し……四ノ宮君と、どういう関係なの!?」 ちょっと、そんなこと聞かないでほしい……。 痛いとこを突かれたあたしは返答に迷って玲央の横顔を盗み見ると、ニヤリと悪そうな顔をして見つめ返されてしまった。 「一緒に住んでんだよ、コイツと」 「……………っ!!!!」 その瞬間……この場に居合わせた全員が化石へと変化を遂げた。