「轟先輩のことになんでいちいち突っかかってくるのよ……ま、まさか、ヤキモチ?」 悔しさからか。 体温が上昇するのを振り切りたいからか、あたしはそんなのありえないってわかりきっていながらも問いかけた。 「妬いてるけど?」 「なっ……」 あっさりと答える玲央に反論することさえ出来なかった。 だって、まさか嘘でも認めるなんて。 「お前を可愛がれんのはオレだけなんだよ」