「ちがっ……」 「違わねぇだろ?なぁ、三葉」 無駄だとわかっていても否定したかった。 それでも、四ノ宮 玲央は意地悪な顔だけをあたしにグッと近づけてくる。 バレてることに焦って、さらにコイツの態度にカッとなったあたしは、近づく四ノ宮 玲央を押し退けようとした。 ーーードスッ! あ、あれ…………? その瞬間、莉子の部活のボストンバッグにつまづいて、身体が傾いていく。