そして、もう一つ
衝撃的な事実がわかった




「先輩を紹介しろって煩かったんですよ?わかります、先輩!」



緊張のせいか、酔いが回っているスミレ
けど、興味がわく話に私はウキウキしていた


だが、本人目の前にして
聞くことなんてできず



「山城くん、悪いけど連れて帰って」



と、山城くんに任せる結果
嫌じゃないのかな?と山城くんを見れば
顔を赤くした山城くん

おや?あれれ?と
突っ込みたくなるが
そこは見守ろう



もしかして、井内さんは知っていたの?チラッと視線を向ければ
パチっと合ってしまう


照れたように顔、赤らめていた
やっぱりと思いながらも
また新たな話が聞けると思うとにやくつ



少しずつ、井内さんのことを知っていけたらいいな。