「凪。」
「あー。ごめん。ありがとう。」
「大丈夫?」
「うん。」
横山に手をひかれたまま、改札の中にはいる。
「横山。ありがとう、助かった。」
「いや。」
「さすがに、直でリア充目撃はキツイわ。あはは。」
「おまえ……。」
横山の手が少しだけ、強く握られる。
人が多い改札。すぐに来る、電車。
2人で、電車に乗り、
窓際から外の風景を見てた。
その間、
横山は特に何も話さず、
ただ、握られた手だけが優しくて。
思わず。
寄りかかりたくなった。
なんか、もう、疲れた……。
なんで私、
こんなに頑張ってるんだっけ……?
「あー。ごめん。ありがとう。」
「大丈夫?」
「うん。」
横山に手をひかれたまま、改札の中にはいる。
「横山。ありがとう、助かった。」
「いや。」
「さすがに、直でリア充目撃はキツイわ。あはは。」
「おまえ……。」
横山の手が少しだけ、強く握られる。
人が多い改札。すぐに来る、電車。
2人で、電車に乗り、
窓際から外の風景を見てた。
その間、
横山は特に何も話さず、
ただ、握られた手だけが優しくて。
思わず。
寄りかかりたくなった。
なんか、もう、疲れた……。
なんで私、
こんなに頑張ってるんだっけ……?