【短編】ねぇ、大好き


それから結局、洗い物も

快斗に取られてしまい、
ソファでごろごろしていた。




すると、突然、足元が重く感じる。



気になって、そちらをみると、



南「快斗、なんで足に抱きついてるの?」



快「南帆がごろごろしてて
気持ちよさそうだから。」


南「じゃあ、もっと、

上くればいいのに。」



快「南帆、デレてる?」


南「別に……。」





ヒョイッ



足の重みがなくなったかと思えば、



体が宙に浮く。




南「な、なにやってるの?」


快「お姫様だっこ?

南帆がかわいいこというから、


だめなんだよ。」