それから結局、洗い物も 快斗に取られてしまい、 ソファでごろごろしていた。 すると、突然、足元が重く感じる。 気になって、そちらをみると、 南「快斗、なんで足に抱きついてるの?」 快「南帆がごろごろしてて 気持ちよさそうだから。」 南「じゃあ、もっと、 上くればいいのに。」 快「南帆、デレてる?」 南「別に……。」 ヒョイッ 足の重みがなくなったかと思えば、 体が宙に浮く。 南「な、なにやってるの?」 快「お姫様だっこ? 南帆がかわいいこというから、 だめなんだよ。」