2000発、花火も終わり、 観覧車は下りへ。 快人の震えはいつの間にか 無くなっていた。 南「あ、震え止まってる。」 快「ほんとだ。」 南「慣れたのかな。 じゃあ、もう離しても大丈夫そうだね。」 フワッ 快「 ……。うわぁーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーー!! 高いぃーー!!落ちたら死ぬ落ちたら死ぬ落ちたら死ぬ落ちたら死ぬ落ちたら死ぬ……」 ガタガタガタガタガタガタ 南「ワッ 待って、揺らさないで。 快人、落ち着いて。ゴンドラが揺れるっ。」