【短編】ねぇ、大好き



トントン


南「はいるよー?」


片手で何とか支えて、ドアを開ける。


すると、ぼーっと座っている快人の姿が。


着ているTシャツがぐっしょり濡れている。



南「快人起きた?お粥作ってきたんだけど、食べれる?」


快「南帆?」


南「そーだよ。」


お盆をテーブルに置いて、快人のほうへ体を向けると、


ぎゅーーーっ

快「よかった、、、。南帆いた。」



南「ごめんね。下のキッチン借りてた。」


快「南帆が作ったの?」


南「そーだよ。食べれそう?」


快「食べる。」


南「わかった。ちょっと待ってね。
よそうから。」



快「うん。」