快「ほら、ケータイ貸してやるから、
連絡とってみろよ。」
未「あ、ありがと。
相変わらずやさしいね、快斗は。」
快「普通だろ。喋ってないで、早くしろよ。」
未「わかってるって!」
未来さんはケータイを借りて
少し離れたところに行く。
快「あいつ、一緒に来てた友達とはぐれたんだと。それで、ケータイで連絡しようとしたら、急に故障したんだって。
さっきたまたま俺と会って、話してたとこに南帆が帰ってきたんだよ。」
南「そうなんだ……。」
快「南帆?」
南「送ってあげなよ。
あたし、一人で帰れるから。」
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