君の瞳に映りたくて。



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「はぁ…じゃあ行ってきますかな。」


ご飯も食べて、雑談もして、午後の開始時間まであと15分。
そろそろ行かないとヤバイから。


「私たちはギリギリまでここにいるから~。」


美乃里…薄情もの~!!

なんて考えてもしかないし、行くしかないんだけど。
部室か。どうか先輩とかいませんように!!
仲悪いわけじゃないけど、超縦社会の陸部だからかなり気使うしね。


部室…開いてるよね?
午前中も結構出入りしてたし……先輩とか…

開いてることを願おう!!
開いてなかったらもう知らないよ!!







「あ、開いてる…かな?」


まだ遠目だけど、ドアはしまってるけど南京錠はついてないように見える。

きっと開けっ放しなんだろう。


よかった。本当によかった。



「………よ」


ん?
あれ、少しドアが開いてる。
中に誰かいる?よね?声聞こえたし。

中に誰かいるならドアが空いてて納得。
閉めてたらめちゃくちゃ暑いもん。


「私も早く会いたいよー」


………この声…優衣ちゃん?