君の特別な日に







その後、もちろん昇降口に行ったけど
琴莉はもちろんいなくて


いるとすれば剣道部の部室…かな。
と思ってダッシュで行った。


部室につくと一応、女子部室だから、
ノックをして開けた。


案の定、琴莉はいて。
琴莉しかいなくて


俺は躊躇なく琴莉のところへ行った。
「琴莉…誤解だからちゃんと聞いて!」


って言うと、「や、ヤダ!」
って泣きながら言った。


このままじゃダメだと思って
琴莉を抱きしめて「聞いてくれる?」


って優しく言うと
琴莉はうゎぁぁぁんっていう感じの


効果音がしっくりくるような
感じで泣き始めた。


俺は琴莉が泣き止むのをまって
「俺の本命は琴莉だから!
絶対琴莉しかいないから!」


って最初に言った。
これを最初に絶対言いたかった。
そして


「琴莉がなに吹き込まれたのか
わからんけど、俺はあの女のこと
名前も知らねぇし、興味もねぇから!」