「え、やだやだやだやだやだ。

ロングスカートは履かないし、ショートパンツも捨てない!」

「じゃあ、どうするの?

またナンパされても助けにこれるとは限らないじゃん」

「そんなこと言ったってロングスカートは絶対やだ!」

「とりあえず!今日は悠李くんと離れるの禁止。

離れてまたナンパされたら今度からデートであろうとついていく」

「わかった!」


あ、危ない…

ロングはやだよ。


「じゃ、俺ら行くから。紫音、玲音のところにおいてきたし」

「うん、ばいばい」


はぁ、疲れた。


「莉音?大丈夫?」

「ん、なんか疲れた」

「とりあえず、いこ?もう一回並ばなきゃ」

「ごめんね」

「ううん、いいよ。大丈夫」


悠李、私のために並んでたのに抜けてきたんだ。

優しい。



その後はナンパされることもなく、

ショーを見たり、写真をとったりできて。

デートを満喫できました♪