え?? 「何……が……??」 思わず声が裏返りそうなのを堪えて、動揺を隠し沢井を見る。 何か、よくない噂でも聞いたのかもしれない。なんとしてでも誤魔化しきらなきゃ。 なのに…… 「だから、サッカー部で何やってんの??」 イライラしたように足を揺すりながら、私が何かを言うまで口を開く気は無いらしい。 しょうがない。 本当は私の仕事……じゃないけど 「ボールを運んだり、タオルやドリンク配ったり……だよ?」