「入学式……もう始まるみたいよ?」 「マジ??汗拭く暇も無いし!!」 豪快に首からタオルを被る彼女に声をかけると、言われるまま体育棟へ向かう私に…… ん……やっぱり何か視線を感じるような 「どした?綾」 「南城さん……あのね??」 「梓でいいって!!で??」 「なんとなくなんだけど……朝から、誰かの視線を感じるの」