「何してんの??」 え?? そこにいたのは…… 誰だっけ?? 「誰??」 私の想いを代弁するように梓が放った一言に……一見ヤンキー風の明るい髪をしたその人は目を細めて軽く笑うと 「え~覚えてないの??2つ隣の席の沢井」 彼が指差す先には……確かに空いた席。そして、これまた派手な黄色いカバンが無造作にその机へと乗せられている。 「ね、仲良くしてよ」