あの日



やっぱり、キャプテンは私の事を勘違いしていて。



けれど、挑発をし過ぎてくれた亮先輩のおかげで……私は気持ちを言ってしまった



そして



キャプテンの彼女になる事が出来た。



だからなのか、どうしても亮先輩のした事を心から憎めないでいる。



恋愛には教科書もマニュアルもないから、それでも……好きな人を手に入れる為に誰かを傷つけたくないな。



けど……夢中になってたら傷つける事もあるのかな??



亮先輩を……私は傷つけましたか??



今は、誰にでも軽かったという沙良先輩の言葉を都合良く信じるしかないけど。



学校近くの公園のベンチに座ってそんな事を考えていると……