「ねっ!!アレじゃない??」 「本当だ~やっぱりそうなんだね」 その……通りすがりの声が示しているのは 明らかに私で。 「アレって??」 ノートをぱたんと閉じ、ごそごそとカバンにしまいつつ梓が私に問いかける。 そんな事……私に聞かれても知りませんから!!! 「確かに……磨けば可愛い……」 「スカウト限定……」 耳に届く声と、そんな事は構わないとばかりに真剣に見つめるキャプテンの視線に……思わずおろおろして赤面してしまっていると