「こっち、入って」 手招きされたのがどうやらリビングらしい部屋で安心した点のも束の間!! 「え?……綾ちゃん??」 リビングで、ジュースを飲みながらゲームに夢中になっていた数人の輪の中。 ドアの開いた音に反応して振り向いたその人は…… 「やっぱ亮君サッカー部だったんだ。そんな気がしてさ」 沢井の声なんて耳に入らない。 どうして……亮先輩がここに??