だから。 神様から与えられた奇跡のようなのこの瞬間を、後悔のないよう、精一杯駆け抜けたい。 ──まだ、彼に「好きだ」と言える勇気は、わたしにはないけれど。 わたしはピンと伸びた白い背中を追いながら、言った。