学校の無意味な良くわかんない
2年生のみのプチイベント。
七夕飾り。


願い事を書いて飾りましょう。

って。小学生じゃないんだから。


それでも、とりあえず
皆適当に書いて、体育館脇の通路にある笹に飾っていく。

和田と2人でその飾られてる笹を見てれば
思う事は。





「七夕って言ったらパンダだよねー。終われば笹ノ葉食べ放題。羨ましいー!」

「腹減ってんの?」

「別に。ってか、願い事どーしよ。」

「ないのかよ?」
「うーん。」

「相変わらず、無気力すぎだろ、それ。」
「失礼ねーあるわよ!」

「例えば?」
「パンダになりたい……とか?」



パンダとか可愛いしなー。
やっぱりちょっとくらい可愛いとか思われたいじゃん。



「笹食いたいのかよ。」
「いや、どーせなら、愛を食べたい(笑)」




可愛くはなりたいけど、
言われてみるとちょっとお腹も空いてきた(笑)


そーだよ
なんか良くない?
愛とか
恋より一層、
美味しそうな響きだし。




「よし、じゃ、今年は愛を食べれますようににするわ!パンダみたく、七夕の翌日待ってたら貰えないかなー。」

「やるよ。」
「は?」

「俺がやるから、待ってろよ。」
「なっ……。」

「苦しく死ぬほどやるからな。欲しいんだろ(笑)?」
「……いや、あの///?」

「七夕翌日はまだだろ、楽しみにしとけ。」



思わぬ形で、
パンダ以上のご褒美を貰えるらしい(笑)



「ちなみ、えっと和田//?」
「何?」

「それは、あの//?」
「何?」

「どのくらい美味しいの(笑)?」

「は?」
「めっちゃ楽しみ♡お腹減らしておくね♡」


ーーー。



。。。おい!
ってそっちかよ!?


結局は相変わらずって事か……


だけど、
その笑顔はやっぱり可愛くて。

……。


いや、ごめん。雪……。

「俺、めちゃくちゃ自分でハードル上げた(笑)」

「何?変な和田(笑)」



まぁ、
とりあえず美味しいかは
おまが決めれば、いいよ。


俺は、
おまえ以上に美味しいのは知らないからな(笑)

ちなみ






俺の願いは
雪が
「満足できますよーに。」これだけだ(笑)



Fin〜