『わかった。』

そう告げると龍が携帯を弄り
羽音に渡した。

『これ、湊叶さんの。かけるならかけろ』

ホントはかけてほしくない。
でも仕方ないよな。


なぁ。羽音。
きっと、俺はお前が好きだ。

そんな事を思いながら
羽音を見つめていた。


☆end☆