明日僕は消えるけれど
恋愛(その他)
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美月♣/著
- 作品番号
- 1339270
- 最終更新
- 2016/06/25
- 総文字数
- 447
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 12
- いいね数
- 0
「この手紙が届く頃、きっと君は僕を忘れていると思う。」
そんな言葉から始まっていた手紙は、前触れもなく、唐突に、私の元に届いた。
それは、少し乱れた字に、所々汚れている便箋だった。
だけどどうしてか、この手紙がとても愛しく思えた。
「誰からだろう。」
差出人の名前は、一番下に在った。
まるで見つからないようにするみたいに、小さく小さく書かれていた。
「神崎……満。」
初めて見る名前を、口に出して思う。
この名前を、私は知っている。
そんな言葉から始まっていた手紙は、前触れもなく、唐突に、私の元に届いた。
それは、少し乱れた字に、所々汚れている便箋だった。
だけどどうしてか、この手紙がとても愛しく思えた。
「誰からだろう。」
差出人の名前は、一番下に在った。
まるで見つからないようにするみたいに、小さく小さく書かれていた。
「神崎……満。」
初めて見る名前を、口に出して思う。
この名前を、私は知っている。
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