さて、突然に始まった私たちの「やっちゃいけないこと」ですが、これまた突然に終わりを迎えることになりました。



というのも、私はそう長くは生きられないようです。



夜、寝ていると夢の中に神様が出てきて、(聡くんの隣のベッドのおじさんに似た顔してたかな笑)私にこう声をかけてくれるんです。



「人間は不死鳥なんだよ。身体はなくなっても、誰かの心の中で永遠に生き続けることができるんだ。だから、心配しなくていいんだよ。」って。



だから、私が死んだ後には、聡くんの心や、美紀ちゃんの心、お父さんの心を借りて生き続けることになるかと思います。



家賃も払わずに住まわせてもらうのもどうかと思うので、聡くんを含む、みんなには私の遺産を相続してもらおうと思います。