心外だな-だって世界はこんなにも-






それからしばらくして、参考書もめくれないほど弱って、聡くんは死んだ。



葬儀の日に、聡くんのお母さんから涙目で、



「あなたが勉強なんて教えなかったら……あなたが止めてくれたら、聡ちゃんは……聡ちゃんは……助かったかもしれないのに!!!」



と言われたことを私は忘れない。



その罪悪感から私は5年もの間、抜け出せないでいる。