「じゃあ、その……祭はどこが悪いんだ?」 本当はこんなこと訊くべきではないのかもしれない。しかし、「実は私、幽霊なの。」なんて言われるとたまらない。俺には彼女、祭が幽霊ではないことを確かめる必要があった。 「ここ。」そう言って祭は胸を指さした。 「もしかして……おっぱい?」 「はあ? 違うわよ、スケベ! 心臓よ、し・ん・ぞ・う! ドゥーユーアンダースタンド?」 なぜ英語なのかはわからないが、どうやら幽霊というわけではなさそうで、少し安心した。