「祭!! 待ってろ、今ナースコールを……!」



「ダメ!!」祭が俺の手を阻んだ。



「もう……ちょっと……だから……もうちょっとで……終わるから……。」



「ダメだって!! 終わるとか言うなよ!」



「聡くんと……いろいろやった……やっちゃいけないこと……きっと……神様からの罰なんだよ……わたしが死んで……聡くんは……それを受け入れて……。」



「そんな馬鹿なことあるかよ! 夢は、思えば、願えば、努力すれば叶うもんなんだよ! だから、その夢を叶えるために、もっと頑張れよ! 生きろよ!!」



「聡……くん……ありがと……わたし……がんば……っ。」