心外だな-だって世界はこんなにも-






恭平さんはさっきの笑顔とは打って変わって、真顔で、どこか寂しそうな表情で言った。



「もう知っているかもしれないけど、祭はもう長くない。日に日にやせ細って、会話も途切れ途切れにしかできなくなっててね……その前に、最期に祭の唯一の友達である聡くん、キミと会わせてあげたいんだ。」



そう恭平さんに言われて、俺は戸惑った。



俺にできることは何もない。何もしてやれない。会って何を言えばいい? 祭に何をしてやれる?



「僕にできることなんて何もありません。」



正直に答えた。そう答えるしかない。



「確かにそうかもしれない。でも、何かできることがあるとすれば……それをできるのは私じゃないんだ。聡くん、キミなんだよ。」



____は?