「出てきていいよ?」 祭の合図で、俺は布団から這いずり出た。 「バレなかったね。」 「ああ。ってか、看護師長っていつもああなの?」 「うーん、今日は気持ち悪いくらい機嫌よかったかな。」 あの看護師長が機嫌のいい日があること自体驚きだが、祭とは楽しそうに会話していることも驚きだった。 俺には冷たいくせに……差別?