「もうわがまま言ってないで、クソして寝ろよ。」
「クソとか、ばかとか、汚い言葉使う男の子、きらーい。」
「じゃあ、嫌われ聡くんは病室に帰りますよ。」
「帰ろうとしたって、離さないもんねー!」
祭は掴んでた俺の腕にしがみ付き、街中でイチャつくアホなカップルのようになった。
「……消灯時間まであと3分だぞ?」
「でも、夜はまだまだこれからだよね?」
夜は……これから……!!
まさか……。
祭がベッドの布団をめくった。
「さ、入って入って!」
「ほ、本気なのか?」
「もちろん、本気だよ?」
彼女がいるのに……これは確かにやっちゃいけないこと……。
おそらく、今までの中で一番「やっちゃいけないこと」だ。



