「お、お前、何泣かしてんだよ!」 友達は俺を突き放し、周りにいた女子からは、 「うわ……七原くん、ひどっ。」 「美紀ぃ~大丈夫?」 などと騒ぎ立てられ、しかし最初に手を出してきたのは彼女の方だ。俺は何も悪くない。にもかかわらず、この状況での悪者は誰の目から見ても明らかで……。 ……心外だな。俺はチャイムと同時に逃げるようにその場を後にした。