一緒に住んでる……か。 桃華さん、それは、昨日の夜までの話ですよ…。 「僕が朝起きた時には……美咲さんは家を出て行っていました。 なので、今何処にいて、どんな状況なのかは、わかりません。」 僕がキッパリと言うと、彼女は机をバンッと叩いて立ち上がる。 「何よそれ!!?あんた、仮にも美咲の彼氏でしょ?!??なんとかしなさいよッ!!!!!」 「僕だって!なんとか出来たなら、とっくにやってます!!!」 突然怒鳴り始めた二人に、クラス全員の視線が集まる。 ………先生も含め。