【完】家出少女と、**王子。







☆*★°☆*★°☆*★°



「えええ〜!!!?ウッソぉ!?王子と一緒に住んでる!?美咲が!!?!?」



「こっ、声がデカい、桃華!」



屋上でお弁当を食べながら、私は桃華に事情を話した。




案の定、桃華はすごく驚いていたけれど。


少し声が大きかったね、屋上中に響き渡ってたもんね、うん。




まるでマンガみたいでしたよ。






桃華はまだ困惑しているようで、私の声なんかまるで届いていない。



「そうなんです。…だから、美咲さんと付き合っているっていうのも……嘘なんです。」



湖城が微妙な顔で微笑む。


桃華はふーん、そっかぁ、と目を伏せる。


「も、桃華…その、なんの相談もせずに、ごめんね……」




桃華は、私の一番の友達なのに…。





だけど桃華は怒るどころか、むしろニコニコと笑いだした。